マフラーはスタンダード仕様になります。
今回のメニューは以下のようになります。
・日本仕様のフルパワー化
・フューエルMAPセッティング(TPS)
・フューエルMAPセッティング(IPS)
・イグニッションタイミング変更
・スロットルバルブ開度チューニング
・ファンタイミング変更
・エンジンブレーキ軽減
ご存じの方もおられると思いますが、最近のドゥカティのモデルはスロットルバルブ開度により、パワーに規制をかけていきます。
ですのでフルパワー仕様にするには、このあたりの見直しが必要になります。
また、ETVでかなりのキャラクターの違いが出ますので今回もお客様には試乗いただき再度セッティングのしていきます。
それでは今回の動画をご覧ください。
今回のパワーグラフになります。
各ラインの説明です。
青色=日本仕様MAP(160ps)
赤色=ECU仕様MAP(175ps)
紺色=チューニング後MAP(183ps)
当店のシャシダイが後輪出力になっており、カタログ発表値のエンジン出力を考慮すると、10%のロスで表示されますので、おおよそカタログスペック通りという印象です。
青色の線の日本仕様は高回転域でパワーが横ばいと一定です。これがスロットルバルブの設定でのパワー規制になります。
赤色が単純にEUのMAPを入れたもので、高回転でしっかり伸びています。
紺色が当店のオリジナルMAP+今回の現車チューニングMAPになっています。
今回のMAPはとりあえず過激に!というテーマの元特別に作らせて頂いたMAPですので、面白いけどタイムは出ない可能性もありますが、そういったユーザーさんの趣味に合わせて作れるのも、ドゥカティの面白い所ですね。
またご質問ありましたらお気軽にご相談ください。