【10FAC】GSX-R1000R(2017)でのフルパワーモデルのあれこれ♪
おはようございます^^
昨日のGSX-R1000R(2017)に続き今日は
【GSX-R1000R(2017)でのフルパワー化のあれこれ】
をブログに書かせていただきます。
EURO4モデルは基本的に世界基準での規制となりパワー制限を掛けないという事でした。
ただしそこに対してのアプローチがメーカー毎に異なるようでして・・・
私たちも正直車種ありすぎて把握しきれていません(^^;
そこで、今日はGSX-R1000R(2017)を例に出してみたいと思います。
今回はスピードリミッターとして機能しているのが
「ETV開度」による所が大きいようです。
再度ETVについて説明を^^
ETV=エレクトリックスロットルバルブ
の略になります。
それ以外にも電スロと言ったりしますね
ヤマハのYZF-R6が2006年(でしたけ?w)に真っ先に導入、それからYZF-R1の2009モデルが導入。
といった流れでした。
ドカティなども早い時期から導入していますね。
当初はきちんと50%アクセルを開ければ50%スロットルプレートも開くといったリニアな動きをしていました。
それがある時期からパワー制御であったり、エンジン特性、安全性向上のためにいきなり開かないようなセッティングなど多岐にわたって「ETV開度をセッティングする」という方法がとられてきています。
例えば今回のGSX-R1000R(2017)のEUモデルのETV開度(5速時)をご覧ください。
いきなり見にくい表がきましたね(^^;
一番左の数字が回転数です。
左から右に向かってアクセル開度が開いてるのが分かります。
それでは次にGSX-R1000R(2017 )のJAPANモデルのETV開度(5速時)です。
左のアクセル開度100%の箇所が8400回転からいきなり28.7%に閉じられてるのがわかります。
ですので、いくらアクセルを開けてもスロットルバルブは閉じてスピードが出ない状態なのです。
このようにエンジン出力は200hpですが、規制自体はかかっているという状態なのがわかります。
メーカーとしてはここの設定を変えるだけで全世界共通での出荷ができるというのは大きいでしょうね
まぁ、確かにスピードリミッター外した所でサーキット位でしか使用しないですし(^^;
でも、そこはやはり「フルパワー仕様」が欲しいというのがサガというかなんというか…
あと環境規制への開発の気配りなどは私たちでもわかるくらい凄まじいです。
このマフラーなどは最たるもので、ここまでの重さをかけてまで採用してるのは環境規制と性能の両立のギリギリの所かなと思いますね~
正直、ノーマルマフラーの仕上がりはハンパないですよ(^^;
ですので、走行会仕様車両でもエキパイはノーマル、それ以降のみの変更も多いです。
と、GSX-R1000R(2017 )のETV開度でのフルパワーモデルとの違いを書かせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日も楽しんで最高の1日を♪
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