GMDの車体計測診断で何がわかる?
おはようございます~♪
本日は先日よりたまにお話ししている
【GMDの車体計測診断で何がわかる?】
について書かせていただきます~
そもそもGMDって何するもの?ってお話しからしてみます^^
元々はバイクのフレーム計測機として開発されました。
初期モデルはセオドライトでは無くロボットアーム式だった。。らしいです
はい、ワタシは見た事ありません。
実はバイクのフレームというのは単体にしないとチェックできない事がほとんどなのです。
というのも、前後ホイールアライメントで調整しようとしても
・基準となる箇所がスイングアームピボット
という構造からも
・「前後のタイヤのずれでチェックのずれ」
でチェックしてもバイクのフレームの歪み自体はわかりません。
それを3次元計測という方法を用いてフレーム単体にする事なく、車体の状態でバイクのフレームをチェックできるというステキな機械です。
もちろんフレーム単体にする事でチェックするという事でわかるのですが、
・時間/手間
の面からどうしてコストがかかってしまいます。
そこを準備から合わせて1時間弱で計測できるという事からもかなり使い勝手が良いです。
ええ、、機械本体のコストとオペレーターの問題が大きくのしかかりますが・・・w
その中で計測によって
・フレームの歪み
だけでなく
・スイングアームの歪み
・フロント周りの歪み
・チェーンアジャスターのずれ
などがわかります。
それ以外にも
・キャスターアングル
・ホイールベース
・スイングアーム長
・スイングアーム垂れ角
・タイヤ外径数値
等々・・・
正直かなり凄まじい量の数字がわかってくるのです。
事故・転倒の際は単純にフレーム、スイングアーム、フロント周りの歪みなどが知りたい数字ですね~
さらにはカスタム車両を製作する際に
・フロントフォークの長さを〇〇センチにすればキャスター角が〇〇になる
・リヤの車高を〇〇センチ上げればスイングアーム垂れ角が〇〇になる
・フォークオフセットを〇〇にすればトレール量が〇〇になる
等の計算も可能です。
これは、車体カスタムには欠かせない機能の一つで重宝してます^^
他車流用カスタムであったり、ホイールサイズ変更、スイングアーム制作などの際も重宝しています
そして、チェーンアライメントも計測できるのでオフセットスプロケットを幾つの物を使うか?
もしくはリヤスプロケットハブの追い込み量の計測。などにも使えるのです。
もちろん転倒後のフレーム、車体ダメージのチェックにも使えます。
バイクのフレーム・車体の場合「たぶん大丈夫」という表現が許されないです。
「見た目たぶん大丈夫だけど乗ってチェックして・・・」
という事があるかと思いますが、サーキット・ストリート問わず「乗ってチェックする」ことのリスクを考えると、やはりきちんとGMDでチェックして「間違いなく大丈夫」という表現を自分は使いたかったというのもGMDをここまで利用してる理由ですね。
ここまで書いて・・・
マニアックすぎましたねw
まとめさせてもらうと・・・
・車体を分解する事なくフレームなどの車体の歪みがわかる
・そのバイクの実測でのジオメトリー・アライメントデータがわかる
・カスタム車作るときにより正確な数字での制作が可能
ってところかなーと。
そのデータを利用して何ができるかと・・・
次回、また暇なとき?にでもお話ししたいと思います♪
それでは今日も楽しんで最高の1日を♪
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