ZX-10R(2017)ECUチューニング（ECU書換）＆現車セッティング

おはようございます^^

今日は
【ZX-10R(2017)ECUチューニング（ECU書き換え）＆現車セッティング】
をブログに書かせていただきます^^

カワサキ ZX-10R（2017モデル）

今年からEURO４適合のフルパワーモデルとなっていますね。

「フルパワーモデル」と言ってもピークパワーがフルパワーとなっているだけなので、よく考えたら高回転まで使える事はなかなか無いので、低中回転のパワー感の方が重要かな～と個人的には思っています。

今回のお客様はなんと島根からお越しいただきまして本当に感謝感謝ですね～

マフラー＝アクラポビッチサイレンサー+リンクパイプ

これまでZX-10Rといえばショートサイレンサー+リンクパイプが多かったので、もしかしたら初めての組み合わせかも？です。

まずはノーマル状態を計測。

後軸＝182.1ps

まだ2次エアをキャンセルしていないので、ちょっと薄目にA/F値が出ますがそれを加味しても・・・

薄いですね(^^;

リンクパイプ入れてるのである程度仕方ない所ではありますが・・・

という事でセッティング。
ZX-10Rは2016モデルから数多く作業させていただいてる事もあり、かなりデータ的には集まってきてます。

それを加味しても。。。
やけにパワー出てますね(^^;

もしかしてこのアクラの組み合わせがかなり良いのかもしれないですね～
と、現車セッティングですので1からMAP作りです。

フルエキについて良く聞かれるのですが、個人的にはノーマルエンジンですと
エキパイ単体ですと、そこまでの性能差が出ない事が多いです。

当たり前と言えば当たり前なのですが、メーカーが全力を挙げて開発したエキパイが悪いわけがなかったりします。

もちろんきちんと作ってるメーカーの物はノーマルより出ますが
下手したらあんまり変わらないメーカーがあるのも事実です。

それより効果があるのが
・抜けのある程度良いサイレンサー
・排気デバイス部の処理
の2点が大きいですね～

エンジンをチューニングするともちろん変わってきますよ＾＾

という事で今回はスタートのパワーに気を良くしてスタート。

【 ZX-10R(2017モデル)ECUチューニング（ECU書き換え）メニュー】

・フューエルMAPセッティング（TPS）
・フューエルMAPセッティング（IAP)
・イグニッションタイミングセッティング
・ETV開度セッティング
・フューエルカットオフ（エンジンブレーキ軽減）
・O2センサー調整によるリセッティング
・オートブリッパー機能追加
等々