スズキ　GSX-R1000(2014)ECUチューニング（ECU書き換え）＆現車セッティング♪

おはようございます～♪

今日は

【スズキ　GSX-R1000(2014)ECUチューニング（ECU書き換え）＆現車セッティング♪】

を書かせていただきます^^

さて、連日のスズキ祭りを開催しております♪

実はこの30分前にわざわざ愛媛からお越しいただいたお客様がGSX-R600を購入され・・・
「遠い所ありがとうございました！！」

とお見送りさせてもらったと同時に駐車場に入ってくる車が1台・・・

「多摩」と書かれたナンバープレート・・・・

確か、昼からご予約いただた車両が「GSX-R1000」
そして、積んでる車両が「GSX-R1000」

「え？？？？？？？？？？」

そうです、メールでやりとりさせて頂ていたので、どこからお越しになられるか全く知らずに・・・

神奈川県川崎市からお越しいただきました(^^;

スズキ GSX-R1000(2014)

になります。

実は作業が遅くなり、18時頃の撮影となりましたｗ

しかもお客様がカウルをわざわざ外してきていただいていたのでこんな感じで撮影となっております^^

本当にありがたい話でして・・・

気合い入りまくりですね～♪

マフラーがヨシムラのスリップオンになります。

さて、今回のGSX-R000ですがこのあたりの年式のGSX-R1000、実はエキパイを交換しないと触媒レスにはならない仕様となっており・・・

空燃比を測る際にかなりの工夫を要します。

と、言ってもノーマルのO2センサー位置にワイドバンドセンサーを付けるだけですが・・・
これがなかなか大変でして(^^;

セッティングをやった人あるあるですね・・・
え？そんなあるあるないです？？？ｗ

そもそもなぜノーマルのセンサーを交換する必要があるか？ですが、どうしてもノーマルセンサーは拾える数字の幅が狭く（ナローバンドセンサー）。。

そこをシャシダイや、レース系の空燃比計で使うセンサー（ワイドバンドセンサー）に交換する事でより良くセッティングを行うためです。

また今回のように触媒入りになると触媒後の排気ガスを計測しても数字の誤差が出やすいのでより正確な数字を拾うためには、触媒前＝ノーマルのセンサー位置での計測がベストになりますね～

と、まぁちょっとマニアックな説明はこの辺で・・・

今回の依頼としては「急激なエンブレの解消、アクセルの開けやすさ」といったお話しをさせていただいています^^

という事で、まずは最初の現状把握のパワーチェックです^^

切れてますが、開け始め6000～7000rpmまでは薄く、その後結構濃い状態になっています。

「サイレンサーを交換してるのに濃いのですすか？」

と思われた方もおられるかもしれませんが、サイレンサーの抜けが悪い場合にある現象で、おそらくインナーサイレンサーが悪さをしてるのかな？という感じですね～。

ただ、外すと爆音ですし、そこまで高回転の伸びを求めるか？という所でお客様それぞれの状況にあったチョイスがあるかと思います。

次にアクセル開度５％時のグラフです。

やはりアクセル低開度＆低回転域は薄く出ますね～。
このあたりが低回転時のパワー感、アクセルレスポンスに繋がってきます^^

という事で、今回のGSX-R1000(2014）ECUチューニング（ECU書き換え）＆現車セッティングメニューです。

スズキ　GSX-R1000(2014) ECUチューニング（ECU書き換え）＆現車セッティングメニュー

・フューエルMAPセッティング（TPS）
・フューエルMAPセッティング（IAP)
・イグニッションタイミングセッティング
・STP開度セッティング
・フューエルカットオフ（エンジンブレーキ軽減）
・スピードリミッターカット（299㌔）
・ファン作動タイミング変更

等になります。

えと、、頑張りました（←自画自賛(笑)）

というか、神奈川からお越しいただいて頑張らないわけもなくｗ

いや、いつも頑張ってますが(笑)