ドゥカティ 1299パニガーレ フルパワーECUチューニング&セッティング
ドゥカティ 1299パニガーレ フルパワーECUチューニング&セッティングを紹介します。
今回のオーナー様は愛媛からのご来店いただきました。「日帰りで現車セッティングできますか」とのご質問をいただきました。
実はドゥカティは前後バンクそれぞれでセッティングを詰めていくのと、今回はフルエキゾーストマフラーという事で1日で終わるかな?という考えもよぎりましたが、、
せっかくの愛媛からのご依頼いただきましたので、気合が合言葉の私たちにとっては、「了解しました!!」と、答えるしかありませんでした。
今回ご依頼いただいたパニガーレ1299になります。
未だに色あせないデザインです。
マフラーの方がFMプロジェクトの
フルエキゾーストマフラーになります。
この左右出しは反則のカッコよさですね。
ご存知のとおり、
1299パニガーレのパワー制御自体はETVの開度での制御となっています。
単純にEUモデルに合わせるのももちろんありですが、せっかくですのでレースモードはEUベースの開けやすい仕様にし、スポーツモードは少し楽しい仕様でセットにしました。
ぜひ、試乗していただきリセッティングさせてもらえればと思います。
パニガーレ1299 ECUチューニング(ECU書き換え)メニュー
・フューエルMAPセッティング(TPS)
・フューエルMAPセッティング(IAP)
・イグニッションタイミングセッティング
・ETV開度セッティング
・フューエルカットオフ(エンジンブレーキ軽減)
・レブリミッターRPMセッティング
・ファン動作温度設定変更
・O2センサーキャンセル
・排気バルブキャンセル
元々のパワー自体が日本仕様ということもあり160psですので、フルパワー化&現車セッティングをさせていただきました。
後軸出力=183.8ps
にすることができました。
実は日帰りセッティングのデメリットとして、
「1日中シャシダイ回してるので見た目のパワーが出ない」
という欠点があります。
そうです、終わり頃にはエンジン的にも厳しくなってしまいます。
特に今回の場合ですと、フロントバンクとリヤバンクのフューエルマップの違いからかなりの作業時間を有してしまいました。
ただし、朝一のノーマルマフラーと比較すると高回転はもちろん中間域のパワーの出方が驚くほど改善することができました。
きちんとパワーが出る環境で回せれば、少なくとも5ps~10ps以上は上げられるのではという印象でした。
それでは、まとめ動画をお楽しみください。
※音量にご注意ください。
遠方からお越しくださいまして、ありがとうございました。
より良いバイクライフをお送りいただければ、スタッフ一同、幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。